Solo Act “Faust in the Moonlight Night”
Monodrama “FAUST IN NOAPTE DE LUNA “
ルーマニア・シビウ国際演劇祭2023正式招聘作品
作・演出・美術・出演:串田和美
アシスト:近藤隼 田村真央 串田十二夜
2023年、ルーマニアのシビウ国際演劇祭は30周年を迎え、3年ぶりに本格的現地開催が蘇る。正式招聘を受けた串田は、コロナ禍の中、松本で生まれた独り芝居『月夜のファウスト』を選んだ。シビウとの関係は2008年に、18世中村勘三郎丈と参加した『夏祭浪花鑑』で始まり、その凱旋公演が信州まつもと大歌舞伎の始まりとなった。その後『スカパン』2015年、『K.テンペスト』2019年も正式招聘され、今回は4度目になる。
串田自身の遠い記憶の数々と、中世ドイツの民衆が描いた錬金術師ファウスト博士の幻想とが綯い混ぜになった独り芝居が、コロナ禍にあがたの森公園で生まれた。その後全国22ヶ所39公演を行い、好評を博した。今回は新たな演出を加え、よりビジュアル的串田ファウストの世界が、松本でシビウ・バージョンとして生まれ変わる。
前芝居「ザ・前座」
構成・演出:串田和美
出演:近藤隼 串田十二夜
前座。それは本題に入る前の部分。不思議と主役よりも先に出てくる者たち。さあさ!開演の、合図とともに、現れる。待ってなくても出てきます。付けられし名は、ザ・前座。我らが最初の30分。とくとその目に焼き付けようぞ!
シビウ国際演劇祭とは:
イギリスのエディンバラ、フランスのアヴィニョンと並ぶヨーロッパ三大演劇祭の一つ。
毎年世界各国から約350団体が参加し、10日間に渡り街の劇場や美術館、広場や教会、遺跡など屋内外が会場となり、演劇・ダンス・音楽・大道芸など質の高いパフォーマンスが繰り広げられる。毎年70万人の観客が世界から集まる人気のフェスティバル。(シビウの人口は17万人、ルーマニアの中央に位置し、中世の街並みが残る)
照明:齋藤茂男 丸山武彦
音響:市來邦比古
舞台監督:大平久美
制作コーディネート:串田明緒
主催:信濃毎日新聞社
イラストレーション: 吉谷弦
デザイン:富永佳奈
日時:6月9日(金)18:30
10日(土)14:00
11日(日)14:00
開場は開演30分前
上演時間は130分ほど(途中休憩あり)を予定しております。
独り芝居と前座の二本立てです。
各回アフタートークあります。
料金:一般 前売3500円/当日4000円 U25 2000円 3歳未満無料(自由席)
場所: 信毎メディアガーデン1階ホール 長野県松本市中央2-20-2
お問合せ:信濃毎日新聞松本本社まちなか情報局
TEL:0263−32−1150(平日9:00−17:00)
プレイガイド 窓口:信毎メディアガーデン1階まちなか情報局(9:00~18:30)
Web:信毎メディアガーデンWebショップ